Skip to content

日本人は預貯金をし過ぎている?|世界的に見る資産運用の比較

高齢化が進む日本では、年金によるサポートが年々劣ってきている社会問題がある。老後では2,000万円もの貯金が必要だと言われているように、日本では預貯金を増やす傾向にある。
ただ、外国と比べたら日本は株式や投資などの資産運用には消極的だ。海外の預貯金割合は例えば、アメリカなら13%でユーロ諸国でも1/3程度となっている。それだけ海外では預貯金がマイナーで、株や投資信託などで資産運用しているのだ。
日本で資産運用が活発化されない理由として、株=ギャンブル・失うリスクがあるといったネガティブなイメージがある。資産がなくなるリスクを恐れるあまり、確実に現金を残せる貯蓄が好まれる。また、日本では税制の課題もありビットコインなど仮想通貨での課税優遇が進んでいなく、新規投資に対する積極性が見られない。
現実的な資産運用ではつみたてNISAがある。NISAでは税制優遇もあり、年間40万円までの投資が可能となっている。長期的な運用であれば複利効果も期待できるため、投資初心者にとってはやりやすい方法だろう。ただ、NISAだけでは老後の生活費調達は難しく、本格的な資産形成を目指すなら幅広い対策が必要となる。