一戸建ての価格は、購入方法だけでなく、採用された素材によっても異なります。
木造一戸建ての場合、日本の気候や文化に適した建築スタイルで、木材は優れた断熱性や調湿性を持っています。
参考ページ:一戸建ての相場|売却中の一戸建ての価格ってどうやって決まるの?
そのため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
しかし、木造一戸建ては耐震性を高めるために壁や柱が必要であり、それに伴い気密性も向上します。
一方で、木造住宅は壁や柱が多く、広いリビングや高い吹き抜けなどのデザインは難しい場合もあります。
また、職人や使用する木材によって品質にばらつきが生じることも課題です。
鉄骨造の一戸建ては、鉄骨を主体とする建築スタイルで、軽量鉄骨造と重量鉄骨造がありますが、一般的には軽量鉄骨造が使われます。
鉄骨造では木造よりも柱や壁の量を削減でき、吹き抜けや大きな窓を取り入れたり、間取りの自由度が高まります。
火災保険料も低く抑えられる利点がありますが、建築コストは木造に比べて高くなり、平米単価は45~70万円程度となります。
一戸建てを購入する際には、土地や建物代金だけでなく、不動産取得税や登記費用、仲介手数料、住宅ローン手数料などの諸費用も考慮に入れる必要があります。
これらの全てをしっかりと計画して、予算を立てることが重要です。