国税庁や国土交通省などは、目的に応じて公式の価格を設定し、一般に公表しています。
通常、公式の価格を知るためには、各省庁のウェブサイトにアクセスして調査を行わなければなりません。
しかし、不動産を有利に売却するためには、「複数の仲介業者に査定依頼をすることが望ましい」とされています。
これは、仲介業者ごとに異なる査定手法や販売力、得意な地域などが存在しており、実際の査定額には幅があるため、比較検討して最適な仲介業者を選ぶことが不動産売却には有利だからです。
ただし、依頼する業者の数が増えるほど、営業マンとの面談などの手間も増えるため、手間がかかると感じることもあります。
しかし、事前に自分の所有不動産の価格を把握していれば、業者の査定価格に対して判断しやすくなり、査定業者を選ぶプロセスもスムーズになります。
このような公的価格を一度に確認できる「全国地価マップ」は、非常に便利なサイトです。
今回は、仲介業者が査定時に参考にする公的価格を、地価マップを使って調べる方法について説明します。