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河口浅間神社:富士の麓に鎮座する歴史と自然の宝庫

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やあ、みなさん。50代のサラリーマンの山田です。最近、家族サービスの一環で神社巡りを始めたんですが、先日訪れた河口浅間神社が本当に素晴らしかったので、皆さんにも紹介したいと思います。

河口浅間神社は、山梨県南都留郡富士河口湖町にある神社です。正式名称は単に「浅間神社」なんですが、地元の人たちは親しみを込めて「河口さん」と呼んでいるそうです。

この神社のすごいところは、なんといってもその立地です。富士山の北麓に鎮座していて、河口湖越しに富士山と向かい合っているんです。まるで絵葉書のような景色で、思わず写真を撮りまくってしまいました。家内に「あなた、いつの間にカメラマンになったの?」なんて冷やかされましたよ(笑)。

実はこの神社、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録されているんです。世界遺産といえば、海外旅行で見るものだと思っていましたが、こんなに身近にあったなんて驚きました。

さて、この神社の主な御祭神は浅間大神様で、本名を木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)というそうです。社記によると、木花開耶姫命の夫神と父神も一緒に祀られているそうで、家族揃って祀られているのはなんだか温かい感じがしますね。

神社の歴史を聞いて驚いたのが、なんと平安時代の貞観7年(865年)に創建されたそうなんです。当時、富士山が大噴火して、その鎮火を祈願するために建てられたんだとか。『日本三代実録』という古い歴史書にもこの噴火の記述があるそうで、歴史好きの私としては、思わずワクワクしてしまいました。

現在の本殿は江戸時代初期の慶長12年(1607年)に再建されたものだそうです。400年以上も前の建物がまだ残っているなんて、日本の木造建築技術の素晴らしさを感じずにはいられません。ちなみに、この本殿は富士河口湖町の指定文化財になっているそうです。

境内を歩いていると、「美麗石」という不思議な形の石や、「七本杉」という立派な杉の木に出会いました。特に七本杉は山梨県の天然記念物に指定されているそうで、それぞれの木に名前が付いているんです。「縁結びの杉」なんて名前もあって、思わず娘のことを考えてしまいました(笑)。

参道の杉並木や栃の木、樅の木も見事で、これらも富士河口湖町の天然記念物なんだそうです。自然と歴史が見事に調和している場所だなと感心しました。

面白いのが、神社には「母ノ白滝」という滝があることです。ここには母の白滝神社が鎮座しているそうで、なんだか母性を感じさせる場所でした。家内に「ここでお参りしたら、もっと優しくなれるかもね」なんて言ったら、にらまれてしまいました(苦笑)。

神社の年中行事も興味深いものがたくさんあります。例大祭(4月25日)や鎮火奉謝祭(7月28日)などが行われるそうです。特に面白いと思ったのが、1月14日に行われる「筒粥祭」。どんな祭りなのか気になって仕方ありません。次は是非この時期に訪れてみたいですね。

ちなみに、神社について調べるのに便利だったのが神社の杜!全国の神社の情報が載っていて、御朱印の情報なんかも充実しています。河口浅間神社のことも書いてあるし、神社巡りが趣味の方は、ぜひチェックしてみてください。

アクセスは、富士山駅からバスで行けます。車で行く場合は、中央自動車道の河口湖ICから約15分です。家族でのんびり過ごすには、河口湖畔のホテルに1泊するのがおすすめです。温泉に入って、美味しい郷土料理を食べて、翌日は神社参拝。最高の週末になること間違いなしですよ。

皆さんも、機会があればぜひ河口浅間神社を訪れてみてください。歴史と自然に囲まれて、心が洗われる思いがしますよ。家族との絆も深まること間違いなしです。それでは、また次の神社巡りでお会いしましょう!